生活と経済

保険に騙されるな。生命保険のムダ払いが家族を殺す!?

その保険アナタは本当に必要?

保険が必要な人と、そうでない人がいる現実

保険に入るべきなのかどうか。

なかには「保険に入ると損をする」だとか
「騙されるな」といった本やコメントも多く出ており、
迷っている人も少なくないのではないでしょうか。

大人になればなにかあったときのために、
保険に入るのが当たり前なんて風潮もありますが
はたして本当にそうなのでしょうか。

実は、保険については
誰しもが入る必要はないと言われています。

その理由や保険の本当の考え方に付いて説明していきます。

加入している保険の内容について理解している?

とりあえず保険には加入しているものの、
どんな保険の内容になっているのか理解し把握している人は
少ないのではないでしょうか。

実際、
保険の契約内容について把握しているのか聞いてみると

半分ぐらいの人は
「付き合いだから」とか、
「勧められるがままに加入してしまいよくわかっていない」
なんて人もいるのです。

これらは保険には入って当たり前だと
勘違いしていたり、
貯蓄代わりになっているからと
思い込んでしまっていることにあります。

また月々の保険料が1万円ぐらいだからいいかと思っている人は、
いずれ40代・50代になったときに
保険料が高くなり
日々の生活を圧迫してしまう可能性があるのを忘れてはいけません。

そもそも保険は何を目的にして加入しているのでしょうか。

将来なにかあったときの
リスクに備えている人が多いと思いますが、

そもそも自分が入っている保険内容を
まともに把握できていないということは
その役割を果たせない可能性が高いのです。

すべての人が保険に加入する必要はありません。

もし病気になってしまったときの医療費や
生活費を賄うのが本来の保険の役割になります。

保険は“人生三大支出”の一つに分類されるほど、
出費が大きなものになりますので、
内容を熟知していない保険は
ただの無駄遣いで損をしてしまっている可能性もあるのです。

生保営業の多くは保険に入っていない?

実は、保険業界の営業職についている人たちのほとんどが、
保険に加入していないといいます。

保険の契約をする営業さんが
保険に入っていないってどういうこと?
と思うかもしれません。

仮に入っていたとしても、
自分の保険は
最小限の金額のものにとどめていることが多いのです。

自分が入っているものと顧客に勧めるものは矛盾している

そもそも生保営業は完全歩合制のところが多く、
契約を取らないと給料に影響し
自分たちの生活がかかっているのです。
営業ノルマが厳しいところも多いです。

保険会社としては貯蓄性もある「終身保険」や「養老保険」や
「定期保険」に加入してもらった方が利益率がいいので、
医療と貯蓄をセットで販売している場合も多いのです。

保険については
難しくてよくわからない人が多いからこそ、
生保営業は成り立つといっても過言ではないのです。

保険に加入しなくてもいい3つの理由とは

保険に加入しなくても問題ない理由が3つあります。

それについて説明します。

意外と国の保険制度が手厚い

日本はすべての国民が公的保険に加入して
保険料を支払う“皆保険”の制度を取ってます。

別途保険に入る前からすでに
ほとんどの人が健康保険に加入しているはずです。

会社員や公務員が加入している「健康保険」や、
自営業や退職者が加入する「国民健康保険」
75歳以上が加入する「後期高齢者医療制度」があり、
医療費の自己負担は1割~3割程度になります。

さらに「高額療養費制度」があるので、
自己負担の限度額までしか支払う必要がなく
それ以上の支払いが必要になったときは、
払い戻しの対応を行うこともできます。

保険のカバーできる範囲は狭い

保険というと、病院に行って治療を受けお金がかかったら
保険会社からお金がもらえるものだと思っているかもしれません。

ただしこれこそが勘違いになり、
医療保険がカバーしているのは、
基本的に「入院」と「手術」のみになります。

通院の場合は特約をつけないと対応してくれない場合も多いです。
保険の場合病気やケガで入院をする、
もしくは手術でないと保険金がおりません。

なんでも保険金が支払われると思っていると
いざというときに、
保険のお金が下りずに慌てることになってしまいます。

また万一入院が必要になったとしても、
病院側はできるだけ早期に退院させようとします。

現実的に長期にわたる入院はほぼないケースが
今は一般的になっていますし、
自宅療養が良いこともあるのです。

入院だけでしか保険がおりないものよりも、
むしろ自宅通院もきちんとカバーしていないと、
入っている保険は無意味だったということになります。

貯蓄もついている保険は元本割れのリスク

人の心理として、
掛け捨てタイプの保険だともったいないからと、
掛け捨てではなく、
毎月の保険料を高く設定し貯蓄も兼ねる保険があります。

お金が増えて戻ってくると思い、
保障がただになるようなものだと選ぶ人もいるのですが、
このタイプの保険には注意しなくてはいけない点があります。

保険会社はそこから必ず手数料を取りますので、その分、
途中で払い戻すと元本割れをしてしまい
マイナスになってしまう可能性の方が高いのです。

なかには10年・20年・30年経過しなければ、
マイナスになる保険も多くあります。

将来に備えて、毎月きちんと貯めた気になっていて、
いざ貯蓄したものを使わなければならない時に限って、
引き出したら、マイナス。
元本割れをしていたなんてザラです。

それなら最初から貯蓄にまわせる分は
投資をしてコツコツお金を増やす方が現実的なのです。

まとめ・保険と貯蓄を混ぜてはいけない

もし保険料に毎月高いお金をかけているとすれば、
今後は固定費を削減して
浮いたお金で少額ずつからでも貯蓄や資産形成を行い、
自分たちでお金を増やしていくほうが現実的だと思いませんか。

保険についてよくわからず、
入っているから安心だと勘違いしている人もいるのですが、
大抵は今の社会保障でも十分まかなえることができます。

今加入している保険について
今一度見直してみることをオススメします。

大事なことは

保険は入らなくても良い。
または、入っても必要最低限のもので掛け捨てで十分です。

保険の役割とは公的な保険だけで足りなかった場合のあくまで補助的なもの。
または貯金が少ない人の安心のため。

子供がまだ小さい場合に子供のためにかけるなど、
年代によって必要性も変化していきます。

保険は医療を補うものにすぎない。
貯蓄と一緒にすると大損します。

保険と貯蓄は、完全に分けて考えること。