お金がない病を治す

あなたは節約でこんな間違いをしていませんか?

お金からの縁を遠ざける間違った節約

間違った節約とは何か?

それは、
時間を浪費してまでやろうとする節約のことです。

どういうことかと言うと、
多くの人が、
目先のお金に気を奪われ
肝心なことを忘れています。

肝心なこととは、
「時間」のことです。

つまり、
人はお金を大事にします。
しかも、時間よりもお金を大事にします。

心理的にも
人が大事にするものというモノについて、
少ないもの、限りがあるモノというのを
大事にする傾向があります。

ということは、
時間よりもお金を大事にする人が考えるのは、
お金は限りがあると自ら定義しているから
節約しなければいけないと思うわけです。

とはいえ、時間には限りが無いのか?

いいえ。
時間にも限りがあるとわかっていても、
目先のお金に囚われている間は、
人はそのことを忘れてしまいがちになる傾向があります。

事実として正しくは、
お金よりも、限りがあるのは「時間」なのです。

時間は限りがあります。
失った時間は、もう元には戻せません。

でも、
お金は失っても、
また手に入れることができます。

多くの人が間違えるのが、
お金の節約に必死になるあまり、
時間を浪費することについては、
たいして気にとめないでいることです。

節約生活を日々送っている人は、
目先のお金しか見えていない側面はありませんか?

では、
目先のお金が、いくらか節約できたとしても、
次にその浮いたお金の行方はどこに行くのでしょうか?

浮いたお金を、
また、さらなる消費にまわすだけだと、
結局のところ、
節約生活がエンドレスになるのです。

もし、
あなたが経済的に豊かになりたいと望んでいるのであれば
目先の節約の前に、
心構えとして理解しておかなければいけないことがあります。

それは
「お金よりも、時間を大事にすること」なのです。

このことは、
すでに経済的に成功している人達の共通認識の1つとして
あげられています。

世界的に成功者が多いと言われるユダヤ人。
そのユダヤの教えの中にも、
一生の間、人が使える最も貴重なものは時間である。
金銭ではない。

限られているものは人の生命であり時間である。
だから、金銭よりも時間を大事にしろと、
教えられています。

ですから、
一般的によくある
スーパーの特売日や、

何かしらのバーゲンで長時間並んだり、
その場所にいく時間をかけてまで
安くモノを買おうとした時に得られる効果はどうなのか。

費用対効果、コストパフォーマンスのことですが、
はたして本当に時間をかけてまで
安く手に入れる価値があるのかということを
冷静に判断しなければいけません。

使う時間のことを何も考えずに、
ただ単に金銭的に安くなるだけの買い物には、
ひたすら人生の時間を浪費するだけということです。

時間をかけることで、
安く手に入る日々の買い物、
日常生活品、食料の調達。

毎日のことだからと、
積み重ねて安く買う必要があると思いがちですが、
かえって
自ら人生の時間を自身で奪っているということもあります。

浪費してしまった時間はもう戻ってきません。

そして、もし日々の生活で節約をしていくならば、
節約で浮いたお金、得ることができたお金を

いつのまにか他の消費にまわして
無くなってしまうその前に、
きっちり人生に生かすことを考え
実践していく必要があるのです。

節約の目的と、浮いたお金の行き先を確保すること

節約の目的を理解する

あなたにとっての節約の目的とは何でしょう?

ただ、収入が少ないから節約をしなければ
生活がカツカツでやっていけないのか?

それとも、
近い将来の目的、又は
老後に備えて等の、何かしらの目的のための
お金を貯える必要があっての節約なのか?

いずれにせよ、
節約も経済生活を整える上での対策の1つです。

対策をうつならば、
生活を維持するための節約にせよ、
将来の貯えの為にせよ、
節約をすることで、生活に変化がおこらなければいけません。

その変化を起こすためには、
まず、何の為に節約をしなければいけないのかを、
節約の目的を明確にしてみましょう。

浮いたお金の行き先

なぜ節約をするのか?

なんのための節約の目的が定まったら、
次は、
必ず節約できた分のお金の行き先を確保してください。

例えば、本当は1000円で
購入しなければいけなかった物が、

安く売ってるところや安く手に入る方法を
見つけることができて、
結果700円で購入することができたとします。

ということは、
300円浮かせることができたわけです。

この、消費を免れた300円について
ただ浮いた!ラッキー!で、
済ませてしまっていませんか?

そのお金は、そっくりそのまま
すぐさま他の消費にまわすことをしてはいけません。

毎日の食費にせよ、
生活消耗品にせよ、
とりあえず予算があるでしょう。

この、最初に決めた予算から節約をして
いくらか浮かせることができた金額分は、
節約した結果として、
別のお財布、貯蓄用口座など、
目に見える形で残しておかなければいけません。

節約の効果を目に見える形にすることで、
ちょっとした成功事例になります。

また、
どのような節約をして、その効果がわかると、
積み重なった金額が
そのまま成績にもなるわけです。

では、してきた節約により望む効果が得られたのか、
それが正しかったのか。

はてまた、残せた金額によれば、
あんまり意味が無かったということも
ありえるかもしれませんが(苦笑)

少なくとも、
なんとなくの節約からは抜け出して
浮いたお金で、少しばかりの満足感は
得られるでしょう。

一番効果的な節約とは

毎日、使えるお金から、
さらに節約をするということは、
場合によっては、時間の浪費、
ある程度の我慢を強いられることもあります。

あなたが、今よりも経済的に楽になりたい
豊かになりたいならば、
本来するべきことは、
日々節約をすることではなく、

思い切って、
まとめて固定費を削減することです。

ちまちま節約するよりも、
バサッと生活の無駄にメスを入れ、
毎月ある程度の決まった金額の支出分を
大幅にカットすることです。

固定費の削減
これが、一番早くて効果抜群の方法になります。

・住宅費(家賃、住宅ローン)
・保険代
・スマホ携帯電話
・駐車場、マイカー維持費
・毎月の諸会費など
使い切れていないサブスクリプションサービスの類等
・借金の支払い金額等

なにかしら毎月決まって支出している
固定費から、無駄なもの、無駄に払いすぎているものはないか
というものを見直ししていきます。

その固定費さえ削減してしまえば、
あとは、削減できた分を活用し、
お金を増やすことを実践していくことです。

そうすると節約のことを細かく考える必要自体すらも、
実はなくなってしまうのです。

まとめ

・お金よりも時間が大事
時間を大事にすること心掛け、
節約は時間とのバランスで考えること。

・なんのための節約なのか、
節約の目的を明確に。

・使う予定であった、予算を決め、
そこから浮かせることができた金額の行き先を
必ず確保し、節約の結果を目に見える形にしておくこと。

・固定費の削減が一番効果的である。
無駄を省くこと固定費の見直しから始めること。

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