一生お金に困らない生き方

「切る」勇気

 

損切りのススメ

人生では、
時に、重要な決断が出来るか否かで未来の幸せが決まります。

その中で、
特に重大な決断のうちの一つが、
「損切り」ができるかどうか。

損切りとは「損失を確定させて自己を守る」ことです。

例えば、投資の世界においても、
この損切りができるかどうかで、
投資で勝てるか(利益を出し続ける)そうでないかが決まるぐらい、
ここぞという時に損切りできることが大切なのです。

損切りすべきは、負債

じゃあいったい、
どういう時に何を損切りするべきなのか!?

どういう時・・・豊かさや幸せを感じない時。
経済的な面においては、貯蓄が減りだしたり、
自己資産の処分、売却などの考えがよぎったりする時。

何を切るのか・・・切るべきは「負債」です。

負債は、主に経済的なことに使う言葉で、
基本的には自分の財布からお金が出ていくもののことです。

つまり、お金が出ていくだけで、
まったく利益を生まないもののことを指します。

また、この負債を人間関係に例えるならば、
自分の時間を奪うだけの人や
無駄な人間関係のことをも指します。

たとえば、男女関係、夫婦関係において、
たとえどんなに好きであっても、
自分の幸せに繋がらないと思った時点で、
そこは切らないといけないのです。

つまり、自分の幸せに繋がらないもののことを、
私個人として、総じて「負債」と呼んでいます。

=====
このような人もたまにいませんか?
本心では、これ以上関わりたくないと思っているのに、
付き合いだから等と言って、
どうでもいい人間関係に無駄な時間を使っている人。
別れたくても別れられない人とか。

人間関係について我慢が必要という人もいますが、
厳密に言えば、これらには「必要な我慢」と
「無駄な我慢」に分かれるのです。

必要な我慢は、時と場合によります。

しかし、
もう自分の幸せに繋がらない我慢については、
そもそもするべきではありません。

損切りできないと貧乏まっしぐら

また、お金についていうと以下こんな感じです。

・投機的な要素が強いようなものに対して、
もう上がる見込みが、ほとんど無いようなものに、
いつまでも執着をしている。

・ビジネスなどで、
トレンドはとっくに過ぎているにもかかわらず、
非常に薄利なものに、いつまでも資金や時間を充て込み続ける。

・事業で、もう回復の見込みすらたたないものに、
望みなどの感情に支配されて、多額の資金と時間を充て込み続ける。

・不良債権になってしまったものについて、
いつまでも思いを巡らし身動きが取れずにいる。

などなど、
このような感じで、けっこう不毛なことをやり続けて、
いつまでも貧乏から抜け出せなかったり、
せっかく築いた多くの富を切り崩しまくって、
資産家への道から大きく逸脱してしまう人もいます。

このような残念すぎる人の特徴としては、
人の話を聞いているフリをして、
実際には全く聞いていないタイプだったりします。

また、人は自己の考えに凝り固まっているなど、
何かに執着しすぎていたり、
実際に経済的に悩んでいる状態だと、
脳は、正常な判断ができなくなるという科学的なデータがあります。

すると、
まさに貧すれば鈍するの言葉どおりの結果が
やがて訪れるのです。

貧しない鈍しない為の予防策

人間なので、
誰にでも間違いはあります。

でも、間違いを回避することも人間は出来るのです。

そのためには、
勉強で得られる知識や知恵。
そして、物事の本質を見極める智慧が必要です。

知識、知恵、智慧、を養う第一歩が、
お金の事を学ぶこと。

それらを基に学んでいくことで、
あらゆる人生においてのリスクヘッジを
いかにしておくかの対策が可能になるのです。

また、人間関係においても
自分にとっての不可侵領域の確立だとか、
約束事とか、信念というものを明確にできるようになります。

そうすると、
無駄な付き合いなどに悩まされることも、
無駄に時間を奪われることもなくなっていきます。

お金・経済的な面での対策

投資の格言のひとつに、
「頭と尻尾はくれてやる」という言葉があります。

例えば、株式投資の場合、
最高の株価と、最低の株価ってあるでしょうが、
そもそも、
いつ、どこで、いったいいくらが最高なのかとか、
最低の時がどこかなんて、
当たり前ですが、先の事など誰にも判りません。

だから、必ず事前に自分でルールを決めておく必要があるわけです。
そして、
その事前に決めたルールを絶対に破ってはいけないのです。

もうちょっと持っていたら、さらに儲かるだろうなとか、
「欲」が絡んだ予測に支配されてはいけない。

とまぁ、人間は煩悩の塊なので、
ある意味仕方がないのですが・・・

しかし、煩悩の塊だってことが最初から分かっているのだから、
それに対しての事前対策も必要というわけです。

煩悩の塊への対策が「ルール」なのです。

特にお金がらみで、
不毛なことにハマらないためには、

絶対的なルールとして、
自分は、ここまでしか出せないという
資金を限定しておくべきです。

必ず、
最悪の結果も考慮します。

無くなってもいい金額の上限というものを決めておくこと。

もし無くなった資金は、
勉強代、経験代と受け入れることを予め決めておくこと。

その決めた限度を超えないといけないような状態が
仮におとずれたとしても、
けして、最初に決めたルールを破ってはいけない。

無理は禁物。

要するに「諦めが肝心」なのです。

諦めが肝心を知らないと悲劇が起こる

もし諦められずに、歯止めがきかない状態になると、
本当に、取り返しのつかない状態になるのです。

こうなってくると、
ある程度の見込みもたたないもの、
先が本当に見えないもの、自身でコントロールができないものに対して、
手持ちの資金を全てつぎ込もうとする行為が止められないから、

このまま諦められず、損切りできずに、
ズルズルいけばいくほど、
経済的に切羽詰まった状態に拍車がかかるのです。

人が経済的に切羽詰まっている状態というのは、
簡単に見抜けます。

例えば、資産形成の途中の人だと、
イソップ童話にでてくる
金の卵を産むニワトリを殺してしまうようなことすら、平気でします。

つまり、大事なお金のはずなのに、
実際には、お金を大事に扱わない思考に支配されてしまい、
お金を確実に生み出すことができる資産さえも粗末にして無くします。

本質的にも、
お金を大事にしない人によくある特徴的な言葉を発していたり、
大切であるはずの家族の人生を狂わす事態に巻き込もうとし、
そこに罪悪感すらも失われるのです。

もう、この時点で正常な判断ができていないし、
周りで気付いた人がアレコレとアドバイスしてあげても、
聞く耳も持たないし、
本人も正常な判断ができない状態だと気付いていないから
余計にタチが悪い。

そして、
全財産失った時に、初めて気付くことになるのですが、
これではもう遅いのです。

肝心な時に損切りができると人生は安泰

経済面において、
自分の資金にも、不可侵領域を設定しておくことが肝心です。

それは何かというと、
絶対になにがあっても手を付けてはいけない
資金というものを、キープし続けておくことです。

不可侵領域に設定し、保全された資産というのは、
将来必ず自分の人生を守ってくれる強固な土台になるのですから。

自分のルールを破らないからこそ
もし何かの負債を抱えてしまったにしても、
必ずここぞのところで、
負債を「損切り」できるようになります。

幸せを追求するために負債を切る

2020年からコロナ禍ということになって、
飲食業界など様々な業界がダメージを受けられました。

その中で、
泣く泣く事業を閉じられたという方も多いです。

事業を閉じるというのも、
人によっては、
はらわたがエグられるぐらいの痛みを伴ったと思います。

しかし、それでいいのです。

ここぞという時に「損切り」ができる人というのは、
必ず次のステージが待っていますし、
自ら道を開拓できる人なのです。

なぜなら、負債を切っていくことは、
自身の幸せを追及するための大きな決断だからです。

この人と一緒になると幸せになると思っていたけど、
そうじゃなかった。

この投資や、
事業を始めたら儲かると思っていたけど、
状況が変ってしまった。

誰でも間違いはありますし、
先の事は誰にもわかりません。

だからこそ、傷口が深くなって取り返しのつかない状態になる前に、
さっさと損切りすることで、
良い方向へ向かうことの方が多いと感じます。

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